お名前:任 和子さん
呼吸法をはじめるきっかけは、集中力をつけるためでした。
まだ1か月と少しですが、少しずつ、日々の生活に取り入れています。
私が呼吸法を実践することで、娘のために役に立っていると実感しています。
娘のために役に立っていることに限っていえば、「ゆるめる呼吸法」の実践です。
仕事が佳境に入っていて、緊張をそのまま持ち帰りそうなときは、家に入る直前に「ゆるめる呼吸法」を行うようにしているのです。
娘は中学3年生、多感な思春期であり、高校受験も控えています。
どちらかと言えば安定した性格で問題を起こすこともなく、自分でそれなりに勉強もするので、親としては手のかからない子どもです。
私は、朝は早くに出勤、帰宅は遅く、土日の休みもほとんどないような生活を送っている仕事人間です。
朝、娘を送り出す前に出勤することもたびたびあります。
夜は、娘がベッドに入る直前に帰宅することを目標にしていますが、なかなかかないません。
食事も朝食はなんとか一緒に食べますが、夕食は日曜日の夜に一緒に食べることができたらよい方です。
それでも、一緒にいるときを大事にしているつもりでした。
しかし、最近、進路のことや友人のことを一緒に話し合う機会が増えています。
見た目にはわからなくても、心の中にはいろいろなことを抱えていることもわかりました。
「ママはずっと忙しかったから、小さい頃さびしかった」
とも言われ、驚きました。
家に入る時は、仕事を忘れ、リラックスモードに入ることがよいのだと感じます。
やらなければと思って実践しているわけではない、日常生活の1コマの「ゆるめる呼吸法」ですが、自分の大事にしたい家族との平穏な日々に役立っていると思うと、少しウキウキします。