お名前:新谷 京子さん
何らかの緊張を伴う瞬間、
体調があまり思わしくないと感じる時、
あるいは気分が乗らない、鬱々としてしまう
といった日常生活のちょっとした瞬間にも、
呼吸法を始めてからは、「ゆるめる呼吸」や「見つめる呼吸」を
実践するようになり、ストレスを回避しやすくなった
という実感があります。
そこで旅行社の海外支店で勤務する次女に、
慣れない土地で問題を抱えた時の為に役立ててほしいと思い、
倉橋先生のご著書『呼吸で心を整える』と
『呼吸を変えると、人生が良くなる』を送ったところ、
夜寝る前に「見つめる呼吸」を行っているとのこと。
日中、仕事でエネルギーを使い、常に緊張することが多い仕事の為、
「その日に受けたストレスはその日のうちに解消する」
という気持ちで実践しているらしく、
体をいたわるという面でも役立っているという感想を聞き、
親として呼吸法に感謝しているところです。
また、どちらかというと私と性格が正反対の長女に対して、
私自身が不満をため込み、それが顔や言動に出て
娘と衝突することが多かったのですが、
「数える呼吸」を行うようになって少しは鍛えられてきたのでしょうか、
自分の不満の源は実は親としてのエゴだったかもしれないと気づき、
「こうあるべき」と思いがちだった娘への執着心を
手放すよう心がけるようになりました。
長女を一人の個人として尊重しようという意識が芽生え、
娘に対して以前より穏やかな気持ちで接することが
できるようになったと感じています。
呼吸法を行っていると自分自身を客観視できるようになり、
気持ちに余裕が持てるようになります。
気持ちに余裕が持てると、感情に左右されることが少なくなり、
冷静な気持ちで自分や相手のことを思いやる事が
できるようになるのだと、感じています。
日々のストレスや何らかの問題を自己解決する
一つの方法として、呼吸法は私の生活に根付き始めており、
これからも積極的に実践していきたいと思います。