日本マイブレス協会は「呼吸法」を通じて「愛される豊かな人生」を育みます。

講師 : 青木 延泰(Nobuyasu Aoki)

認定ブレスプレゼンター

プロフィール

私は、都内の大学卒業後に、警視庁の警察官として約20年間間勤めてまいりました。

とてもやりがいのある仕事で、自分なりに一生懸命に仕事をしてして、仕事で関わった方々には一定の信頼もしていただいていたと思っております。

しかし、その裏で家庭では夫婦間のトラブルを抱え、職場では自分のやり方にこだわるあまり、人の意見を聴かずに仕事を進め同僚とトラブルになるなど、人間関係がとても不安定なものでした。

その後離婚をして私生活は落ち着いたのですが、職場では意見を聞けない自分のままだったので孤立感を深めていました。

「とにかく、このままじゃいけない。なんとか今の独善的な自分を変えなきゃいけない。」そう思い、心理学系やコミュニケーション系の書籍を読んだり講座に通ったりして、心の学びを深めていくにつれて、同僚との関係が改善されていくのを実感しはじめていき、自分が笑顔でいれる時間も公私ともに増えていくようになりました。

この過程の中で学べたことは、「まず自分自身を大切にしてあげることで、相手も大切にできる」ということでした。

「大切にしてあげる」とは、いつも自分自身を観察して、労ってあげて、わかってあげるということで、それが自分自身にできないと、他人に対しても出来ないということがわかりました。

その「自分を大切にする」一つの方法として出会ったのが呼吸法で、自分を観察して心をコントロールする手段として、今の僕の支えにもなってくれています。

現在の私は、ライフワークとして在職中から携わっていた地震や風水害などの災害現場でのボランティア活動を行っています。

一方で、コミュニケーションスキルをお伝えすることもしており、「違いをわかろうとすることで楽に生きる」をテーマに活動させていただいています。

モットーは、「自分の笑顔は全力で守る。そのためなら自分にひたすら優しくする。」まず笑顔で心地良い自分でいられること。

そこから、周りが楽になれたら嬉しいなと思っています。
 

ブレスプレゼントクラス

ブレスプレゼントクラスを通じて、叶えたいこと

「自由な立場になって、色々な人が平和で安心できる場づくりをしたい。」

そう決意して平成30年の夏に、20年間勤めた警視庁を退職をしました。

退職後は西日本水害のボランティアに従事する傍ら、心理カウンセリングの知識を学び、前職での経験を生かした講座を開くを準備をしていました。

しかしそんな最中、体調を大きく崩してしまい、約8ヶ月の間に3つの大きな病気と、2度の入院、1度の手術を体験しました。

退職して背水の陣で臨んだ私にとって、大きなピンチでした。

大きな焦りが生じましたが何もできず、体力も気力も衰えていくのをただじっと耐え忍ぶ毎日を過ごしていました。

そんな最中2度目の入院生活中のときのことでした。

担当のリハビリの先生が私に、「呼吸が乱れている感じがするので、呼吸の仕方を教えますから毎日やってみてください。」と言って、呼吸法を教えてくれたことがありました。

「呼吸と病気治すのはなんの関係があるんだろう??」と半信半疑な気持ちのまま、先生から教えてもらった呼吸法を毎日続けていると、時折「ホッとするような感覚」を感じることができました。

当時心身ともに弱っていた私にとって、この「ホッとするような感覚」がとてもありがたいもに感じ、「自分をホッとさせてくれた呼吸法についてもっと深く学んでみたい」という気持ちが芽生えてきました。

それと同時に、「呼吸法を伝えることが出来る場を作ってみてもよさそうだな」とも思ったのです。

「平和で安心できる場づくり」のテーマに場づくりをしたいと思っていた私にとって、呼吸法を続けて得た「ホッとした感覚」が、とてもぴったり合うように感じられたからです。

そうして私は、マイブレス式呼吸法と出会い、ブレスプレゼンター養成講座を受講することにしました。

養成講座では、毎日の課題として呼吸法の実践を行います。

しかし、最初のころは体調も不安定な状態でなかなか毎日継続できませんでした。

講師になるからには、呼吸法を毎日習慣化することで伝えられることが増えるはずなので、なんとか習慣化すべく取り組むために、習慣化できない自分を見つめ直してみました。

するとひとつ気づいたことがありました。

それは「自分に対する丁寧さの欠如」です。

自分に対して常に無理を強いてきて、丁寧に接することをしなかったことが、病気を生み、心も疲弊させている気がしたんです。

呼吸法で行う呼吸は、一つ一つの呼吸を丁寧に行うものです。

1日のうち数分でも自分の呼吸を丁寧にできないのに、24時間365日いつも一緒にいる自分のことをどう丁寧に扱うことが出来るのか。

逆に1日5分でもいいから、呼吸を丁寧にすることを習慣化し、呼吸を通じて自分を丁寧に扱うことをしていこうと思いました。

そうして、毎日継続しているうちに呼吸法を実践した後に、「頭の中のモヤモヤから解放されるようなスッキリとした感覚」になるのに気がつきました。

体感でスッキリとした感覚が増えてくると、気力も湧いてくるのも感じてきて、ほとんど家の中に引きこもりがちだったのが、外の空気も楽しめるようになってきて、ゆっくりとではありますが元気になっていくのを実感できました。

誰かに伝えるために受けた養成講座でしたか、結果的に私が得たのは「自分を丁寧に扱うことの大切さ」だったのです。

そうやって、徐々にではありますが呼吸法を学ぶことを通じて「自分を丁寧に扱うこと」が出来るようになってきましたが、日によっては丁寧に呼吸ができない日があったりもします。

「呼吸一つを丁寧にすることっも簡単ではないんだなぁ」と学べば学ぶほどそう思うようになってきました。

私は、ブレスプレゼントクラスを開催して呼吸法を様々な人に伝えることを通じて、自分も呼吸法についての学びを深めていきたいと思っていますし、なにより受講していただだいた方々と一緒に学んでいける機会を得ることは、私にとっては今後学ぶ上でのモチベーションになりますし、とても嬉しいことです。

そして、受講者の方々に、呼吸法の「ホッとできる時間」を味わってもらい、「自分を丁寧に扱うことができる人生」を歩んでいるように、ブレスプレゼントクラスを通じてお手伝いをさせていただけたらと思います。

自分のとって、一番身近な存在は自分自身です。

その自分との関係を平和で安心なものにするために、呼吸法の「自分を丁寧に扱う」感覚がとてもぴったりくるものです。

ブレスプレゼントクラスを通じて呼吸法を伝えさせていただくことで、私なりに社会の平和に貢献させていただければ嬉しいです。

ブレスプレゼントクラスに参加される方へのメッセージ

ご自身の息遣いを感じたことはありますか?

ゆっくりと深い息遣いであれば、ゆったりした気分でいられますよね。

一方、息が詰まってたり荒々しかったりしている状況のときは、ネガティブな感覚になっていませんか?

日常生活の中で、「不安やイライラがコントロールできないな」って感じている方は、自分の息遣いを見つめ直してみることで、ネガティブな感覚が改善する可能性があります。

もしそのようなことでお悩みの方々には、ぜひ一度呼吸法の世界を体感していただけたらと思います。

そんな私自身も、自分のネガティブな感情がコントロールできない時期がありました。

しかし呼吸法を学び、呼吸を見つめ直したことで、自らの感情をコントロールしやすくなりました。

だから私自身が呼吸法を学び、感情のコントロールがしやすくなったプロセスを皆様に直接お伝えしたいんです。

【「できなかった自分」呼吸法を通じて「できるようになった」】そのプロセスを皆様と共有しながら、同じ悩みや課題を持っている者同士、【楽しく、支え合い、感じたことを大切に】をモットーにクラスを開催したいと思ってます。

学ぶことに遅いも早いもありません。

ただこのページを読んで気になったなってそう感じたのなら、それは「学びのチャンス」だと感じたからではないでしょうか。


開催クラス

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