呼吸法を生かして自分のために良かったこと

大切な人との別離、そして腹部の腫瘍が大きくなっているという思いもかけない出来事が
昨年末から年初にかけ立て続けに起こり、私は心身のバランスを崩してしまった。

昨年は、フルマラソンも初完走し心身ともに絶好調だっただけに運動することも止められ
思うように体が動かせない状況にどうしたらよいのか戸惑うばかり。

まずは、体を整えるために少しずつでもできることから始めていこうと
思えるようになったそんなときにブレスプレゼントクラスに出会った。

体のことに関心を向けていると病の元凶と言われていることが３つあると知った。

まず１つ目は、低酸素である。

酸素を取り入れることはまさに呼吸をすること。
生まれてから呼吸をしていないときはないはずだが、丁寧に深い呼吸法を学ぶと
息をしていても呼吸をしていないこともあると気が付いた。

２つ目は、低体温である。

深く体内に呼吸を巡らせると繰り返すうちに温かみを帯びてくるのを感じる。
実際に体調を崩してから毎日検温をしているが深く吐き深く吸うとひょいっと0.01度上がるのである。

クラスで学ぶ8つの呼吸法は、日常生活に取り入れやすいように工夫がされている。
「歩く呼吸」は通勤時に、「緩める呼吸」は職場で、「数える呼吸は」入浴時に、
「見つめる呼吸」は眠りに入るときにするのが私には合っているようだ。

しかしながら、繰り返し続け習慣化することが一番大切なのにこれがなかなか難しい。
そんなときともに学んだ仲間がいることが励みになり、繰り返し続けることへの意識を新たにさせてくれる。

そんな仲間は、ブレスアウトでも大きな役割を果たしてくれる。
毎回のお題から連想される思いを口に出し、安心して耳と心を傾けてくれる仲間に聴いてもらうことで頭とココロが軽くなる。
これが病の元凶の３つ目であるストレスの軽減に繋がっていると感じる。

心身を整える基本である呼吸の方法を学べる機会を得たことに感謝するとともに希望を感じている。