コラム一覧

前回は「呼吸の深さ」についてお話ししました。 　 　 今日は「感じること」についてお話しします。 　 呼吸法をしているときに大切なのが、「感じる」ということです。 　 自分の息を感じる。 　 息の音、息がくちびるをあたる感覚、気道を通る感覚、全身の血のめぐりが良くなっている感覚・・・ 　 何かを感じている時って、考えることできないですよね。 　 感じている時って、実はアタ…

前回は「緊張せずに人前で話すコツ」についてお話ししました。 　 　 今日は「呼吸の深さ」についてお話しします。 　 自動車って高級車になるほどエンジンの「排気量」が高いですよね。 　 高級車に乗る人が偉いとか、そういう話をするつもりはないですが、なんで排気量が高いエンジンの車が高級車になるのかというと、エンジンの出力（パワー）が上がるからです。 　 パワーが上がれば、速いスピード…

前回は「腹に溜まったどす黒いものを吐き出す」ことについてお話ししました。 　 　 今日も、メンタル面での腹式呼吸についてお話ししたいと思います。 　 私がまだ講師として駆け出しの頃、先輩講師が「緊張せずに人前で話すコツ」の一つとして、 　 「会場をピンクの空気で満たす」 　 という方法を教えてくれたことがあります。 　 　 まず講義がはじまる前、まだ誰もいない会場の演台に立…

前回は「腹式呼吸を実感するために、上半身を前に９０度曲げる」ことについてお話ししました。 　 　 今日は、メンタル面での腹式呼吸についてお話ししたいと思います。 　 イヤな気持ち、モヤモヤ感などを口に出さないで自分の中に押し込めておくことを「腹に貯める」なんていいますが、腹式呼吸をすることで、その腹に溜まったどす黒いものを吐き出すことができます。 　 　 おなかに何か黒い空気が溜ま…

前回は「腹式呼吸を実感するために、背中に手を当てる」ことについてお話ししました。 　 　 今日は別の方法を紹介します。 　 どうしても「腹式呼吸」ができない・・・という方に、最終兵器です（笑）。 　 音大出身のうちのスタッフさんに教えてもらいました。 　 　 立った状態で、上半身を前に９０度曲げます。 　 深いお辞儀をしている感じです。 　 その状態で、おなかに手を当て…

前回は「深い呼吸を実感するために、おなかに手を当てる」ことについてお話ししました。 　 　 今日はもう一つの方法を紹介します。 　 仰向けになって寝て、背中がべたっと床につくようにします。 　 その状態で腹式呼吸をしてみると、背中にスキマができます。 　 背中に手を回してみると、手のひらが入るぐらいのスペースができるはずです。 　 これが胸式呼吸だと、背中にスキマがあまりでき…

前回は「深い呼吸をする」と「息を吐ききる」ことについてお話ししました。 　 　 息を吐ききるをするときなのですが、 　 最初はなかなか実感しづらいこともあると思います。 　 　 そんな時は、手のひらを「おなか」にあててやってみると実感しやすいです。 　 カラダの動きがわかると、きちんとできているという手応えも掴みやすいですね。 　 　 あと、呼吸とは関係ないかもしれません…

前回は「吐く息に意識を向ける」ことについてお話ししました。 　 　 呼吸法というのは、それこそいろんなやり方がありますが、どの手法にも共通して言えることに 　 「深い呼吸をする」 　 ということがあります。 　 　 特にパソコンやケータイなどを使っている我々現代人は「息が浅くなりがち」です。 　 深い呼吸をすることによって、ココロとカラダを緊張状態から解放することができます…

前回は「呼吸へ意識を向ける２つの方法」についてお話ししました。 　 　 どちらが良い、悪い・・・という話ではないですが、多くの方は「吸う息に意識を向けがち」であります。 　 吸う息に意識を向けると、交感神経が刺激されて、元気な状態をつくることができます。 　 でもそればかりだと、車のアクセルをずっと踏み続けている状態なので、疲れてしまいます。 　 　 なので、仕事などでストレス…

前回は「吐く息に意識を向ける」と「吸う息に意識を向ける」の効果の違いについてお話ししました。 　 具体的にどうすれば意識が向くかという話です。 　 　 簡単な方法として「吐く息に意識を向けたい」のであれば、呼吸のはじめを「吐く」からスタートします。 　 腹に溜まっている息を吐ききって、少し止めて、力を抜くと勝手に息が入ってきます。 　 吐く方にだけ意識を向けることで、自然に吸う方…